商業施設やマンションなど、建物における電気配線や照明、様々な電気設備の設計・施工を行います。
現場知識や経験を積み上げ、現場代理人として活躍する社員も在籍しています。
O氏
「1日同じ場所で働く内勤に物足りなさを感じ、さまざまな現場へ行ける豊栄へ転職しました」と話すのは約30年のキャリアを持つO氏。入社後、建物へ電線を引き込み、照明・電話・テレビ等の各種機器、装置に電気を送る一般工事への配属。作業を行う職人さんと図面を書く先輩から仕事を学び、25歳で現場代理人になった。「今は現場管理と事務作業の割合が半々ぐらいで、自分にとってはちょうどよいバランスだと思っています」
工事全体を管理するのが現場代理人の仕事。金額・工程管理に始まり、図面通りに工事を進め、計画通りに終えられるよう材料手配や工事の指示をするのが主な仕事のひとつ。「一方的な指示ではなく、現場関係者とのコミュニケーションも大事にしている。現場での思いがけないトラブルも、職人さんなど周りの方々に救われたこともある。信頼関係の構築は現場代理人に限らず必須のスキルです」とO氏は話す。
豊栄電気工事が手掛ける一般工事の現場は、工場やマンション、施設や家屋での工事が多い。現場代理人を務めるO氏は、会社に依頼が入ったら、現地調査を行い、見積を提出。受注が決まれば業務を開始する。「受注から完工までの期間はさまざま。一般家屋であれば1日で終わることもありますが、大型施設の場合ですと長期間になります。大規模現場を担当した際は完工までに約3年かかりましたが、お客様に無事引き渡せた時の達成感にやりがいを感じますね」
新築現場の場合は予め計画した作業予定で進行していくが、既に使われているビルや店舗等での改修工事は停電をお願いすることもあり、お客様、そして応援いただく職人さんや協力企業さんとのスケジュール調整も業務のひとつ。「工事資料や見積り作成、各現場の準備等で業務時間が長くなる日もありますが、基本的に18時には終業しています」。豊栄電気工事に入りたいと考える方、現場代理人を目指したいと思う方へのメッセージを一言。「どんな業務もこなした分だけ自分の糧になります。一生懸命取り組むことですね」